不動産売却・購入時の仲介手数料が最大で無料に|中央線沿線の戸建・マンションなら中央土地(株)【杉並区】

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物件囲い込みとは

 

囲い込み問題とは、お客様から売却依頼を受けた物件を自社で抱え込み他社には紹介しないという問題です。本来、お客様から不動産売却の依頼をうけた不動産会社は、その「物件」を自社だけで販売せず、不動産業界全体で情報を共有し、多くの会社で販売できるようにしなくてはなりません。
しかし、不動産業界の「悪しき慣習」で、売却依頼を受けた不動産会社Aが「登録はすれども紹介はしない」業界用語で 「囲い込み」がいま非常に大きな問題となっています。
売却の媒介契約を結んだ不動産会社が、故意に情報を隠したり独占することは法律で禁じられています。媒介契約を受けた場合、決められた期間内に物件情報を指定流通機構(レインズ・不動産業者間情報)へ登録する事が義務付けられています。
レインズは全国の不動産業者みんなで共有しているデータベースです。ここへ登録することにより、他の不動産会社にも物件情報が行き渡り、他業者からも数多くの購入希望者に紹介されます。(つまり、その他多くの会社の集客力・営業力が加わるようになるということです。)

小さな不動産会社でも多くの物件が紹介できる理由はこれです。
広く業界で力を合わせることで、物件を「早期に」「適正な価格で」販売できるという大きなメリットがあります。

不動産業界では以前より噂されておりましたが、近年特に2015年3月、4月に週刊ダイヤモンドにて【囲い込み】や【両手仲介】について、実名を挙げての特集(最下部に記事掲載)を組まれてから頻繁に話題に上がるようになりました。当店にいらっしゃるオーナー様よりも実体験を伺います。
大手不動産会社の覆面インタビューや覆面調査により、具体的に浮き彫りになってきました。ただ、消費者と不動産業者により捉え方は異なるようです。消費者の方は「これは酷い!」と思われると思います。一方、不動産業者は「実名まで出ているよ!」という感じかと思います。
つまり、業界では以前より、なんとなくは噂されておりました。ただ、証拠もなかったので今回の特集は、斬新でした。

しかし、残念ながら法律で「両手仲介禁止」や規制が加わらない限り、「囲い込み」は無くならないように思います。

お客様を苦しめても手数料のために物件情報独り占め!!

不動産仲介会社の収入源は、基本的には「仲介手数料」です。
売却依頼を受けた不動産会社Aは売主から仲介手数料を受取り、
購入依頼を受けた不動産会社Bは買主から仲介手数料を頂きます。

正々堂々と不動産業者間情報に登録し、広く情報を紹介したうえであれば、売主・買主双方からの手数料も合法で悪いことではありません。

レインズ登録はするが、他業者には紹介しない、それが「囲い込み」。売却依頼を受けた不動産業者が売主の代理人となり情報操作してしまうのです。
買いたい人がいますよ、と他の会社が仲介会社Aに連絡を入れたとしても、不動産会社Aは「その物件はお話が入っています」とか「契約予定です」などと本当は何もないのに、嘘をついて全て断ってしまう恐ろしい行為なのです。

不動産売却をお考えの方は、考えているスケジュールや金額があることが多いです。
しかし、肝心の不動産が売れない、あるいは当初聞いていた額より大きく値下げしなければ売れない、となると不動産売却することで苦しい状況になりかねません。

不動産会社にとっては物件を仕入れるわけではないので、ほかの商売と違って原価コストがかからず、たとえ売れなくても損はさほどありません。

このように、不動産会社が自社利益のみを考え、物件を囲い込み、お客様に対しての背信行為を平気で行う事が多々見受けられます。これは地元の小さな会社よりも、誰でも知っている大きな会社ほどその傾向は強い様に感じます。
どんなに大きな会社でも関東全域の不動産会社の数とその集客力・営業力の総数には及びません。事実、囲い込みと思われる物件には売れてないものがたくさんあります。

物件の囲い込みが行われれば、売主さんには何のメリットもありません。
何もわからない素人のお客さんを騙して、しかも信じて任せてくれた人を騙してまでも自社の利益にする、自分の営業成績の足しにする、そんな不動産業界人を許せません。